子育ての悩み

中学受験は本当に必要?偏差値70台の中高一貫校(進学校)に通った筆者の失敗

※賛否両論あるテーマだと思うので、ご自身の価値観に合わせてお読みください💦

こんにちは!このサイトの管理人「けいこ」と申します。

幼少期に中学受験を経験し、都内の某中高一貫の女子校(偏差値70オーバー)に入学してその後、早稲田大学(教育学部社会科学科)を卒業。

現在は3歳と6歳の息子の子育てをしています。

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ちなみに主人も中学受験を経験しており、関西にある某男子校(偏差値70オーバー)から早稲田大学(政治経済学部経済学科)を卒業しています。

今日は、はたから見れば高学歴(?)な夫婦がそれぞれ自分の人生を振り返った上で

中学受験は本当に必要なのか?

真剣に考えてみたいと思います。

【結論】中学受験は私の子ども達には(積極的には)勧めない

いきなりですが、これが現段階で我が家が出している結論です。

勿論、中学受験にはメリットもあります。

優秀な友人や手厚い教育に囲まれて育まれるものも沢山あるはずです。

しかしながら、我が家では今のところ二人の息子たちに積極的に中学受験をさせる予定はありません。

勿論子どもたち自らの希望であれば検討しますが、その理由が納得できるものでなければ受け入れるつもりはありません。

(お友達がやるから!とかは論外。あくまで投資に値するか投資家目線で判断します。かなりシビアですw)

理由は大きく5つあります。

  1. 終身雇用の崩壊やグローバル化傾向の社会では学歴だけでは生きていけなくなってきた
  2. 社会に出て利用できるのは「最終学歴(大学)」であることが多い
  3. 中学受験で必要な知識って大人になっていらないものばかり・・・?
  4. 進学校では大学進学実績が命「東大・京大・医学部」への合格が最終ゴールとして設定されている
  5. 優秀な人間に囲まれてもその環境を生かせるかは結局はその子次第

それぞれ言葉足らずで少しわかりづらいと思いますので解説していきたいと思います。

①これからは学歴だけでは生きていけない

未だに「自分が親に中学受験させて貰ったから我が子にもさせたい」というワケの分からない理由から

子どもを受験にしむける親が多い気がするのですが、その親の見栄(?)っているのかな・・・といつも不思議です。(辛辣でスミマセン。。あくまで個人の見解です。)

何にしても、親が思考停止状態なのに「なんとなく中学受験!」は避けた方がいいと思っています。

正直そうやって獲得してきた学歴だけで生きてこれた人達がいたのも事実ですが、せいぜい現在50代後半の人間くらいまでではないでしょうか?

これからの社会は益々「学歴だけ」ではご飯が食べていけなくなるはずです。

社会って、思っている以上に不安定だし無情です。

そんな社会の「学歴は高い方がいい」というなんとも曖昧な価値観にしがみ付く生き方は、これからの世の中では危険だと私は思っています。

もちろん学歴はないよりはあった方がいいです。

ただし、優先順位が1位じゃないんですよね。。

グローバルな視点で見た時に、例え東京大学を卒業していても世界ランクで言えば36位です。

視野を広げてみれば、例え東京大学を卒業していてもその実績が武器になることはほぼありません。

そんな中、ただひたすらに幼少期から最優先で東大を目指すことに何の意味があるのでしょうか?

私の息子たちにも、もちろん行けるならば東大やオックスフォード大や価値の高い大学に行って欲しいです。(本音w)

ですが、そんなことよりも「自分の力で飯が食える力」を養ってほしいと思っています。

社会に依存せずに、自分の腕一本で飯が食える人間。

それこそがこれからの不安定な世界を生き抜く人材だと思っています。

私の息子たちには、幸せになってほしいです。

そのベースとしてどんな形であれ「自分自身の力で生きていけるしなやかさ」を身に着けて欲しいと思っています。

②有名私立中学の学歴は武器になるタイミングが少ない

①でお話しした少し過激な意見からは少し離れて、実際に学歴を武器にするとして有名私立中学を卒業した時のメリットはなんでしょうか?

正直、就職活動を含めて自身が「偏差値70オーバーの有名私立中学を卒業したよ!」という話を一度もしたことがありません。

話題に出るのは「出身大学」です。

もちろん、中学受験を少しでもかじったことのある人は、

例えば開成や麻布や桜蔭や女子学院と耳にすれば「すごい!」となると思いますが、それも関東出身の人間だけです。

関東に住んでる方は関西の、関西に住んでいる方は関東の超有名進学校の偏差値ランキング知ってますか?

東京出身の私自身は、関西出身の主人の中学の名前を過去問で目にしていたくらいで意識もしたことなかったですし、主人は「御三家」という呼び方を知りませんでした。

有名私立中学校の知名度は、正直そんなもんです。

履歴書に載せられたとしても、その価値を理解できる人は案外少ないのかもしれません。

③中学受験に必要な知識は大人になって使わないものが多い・・

これは受験全般に言えることかもしれませんが、受験の時に習った勉強って今でも使ってます?

正直、私は勉強にも優先順位があると思っています。

例えば、(私は基本的に勉強嫌いなんですけどw)今から学生がやり直せるなら「政治・経済・英語」は「古文や生物」よりも力を入れて勉強すると思います。

古文や生物が大事ではないとは思っていません。

ただし、これらの勉強は少しかじってみて興味が湧いた人が深くやればいいと思っています。

一般人は趣味レベルでの勉強で十分!という勉強も山ほどあると思うんです。

例えば歴史。

同じ過ちを犯さないために時代の流れや史実からたくさんの教訓を学び、現代社会に生かす為には本当に重要な学問だと思いますが、

それぞれの要人の名前を何百・何千と覚えさせることになんの意味があるのでしょうか?

それらの用語も、学歴が武器になるのならば必死に覚えて勝ち取るべきだと思いますが、

果たしてそうやって勝ち取った「学歴」にどれだけの価値があるのでしょうか・・・?

④進学校の最大の価値は「進学実績」

私は、小学4年生の冬から中学受験に本格的に取り組みました。

子どもながら当時は辛く苦しい時期でした。

それでも、憧れの中学校での学校生活に希望で胸ふくらませ、一生懸命勉強したのを覚えています。

そんな過酷な受験を乗り越え、ようやく入学した憧れの中学。

物理の最初の授業で先生に言われた言葉を今でも覚えています。

先生「皆さんは今までたくさん勉強してきたと思います。これから6年間、今までと同じ気持ちで勉強すればここにいる全員が東大に行くことができます。」

私「は?へ?」

今まで全力疾走で駆け抜けた中学受験が終わって、ようやく楽しく中学生活が送れると思ったら、まだ頑張らないといけないの?

その反抗心から、私は勉強せずに部活に打ち込んでしまうんですけど・・・w

要は進学校の最大の目的は「優秀な子どもを優秀な大学に送り出し進学実績にする」ということに他なりません。

「自分の人生の大切にし方」や「どうやって生きていく?」という教育はほとんどされていないのが現状です。

というより、学校や先生もみな「幸せのなり方」を知らない・・・のかもしれませんね。(しつこいようですが、あくまで私の個人的な見解です。)

⑤結局は個の「個性」や「やる気」次第なのが現実

中学受験の意義は「優秀な友人や教育環境」に身を置くことができること。

そう感じている方も多いと思います。

親なら可能な限りその子にとって良い環境で育てたいと思うのは当たり前です。

事実、私の出身校には本当に優秀な友人が数多くいます。

それでも、その行く末は本当に人それぞれです。

もちろん6年間の学校生活で生きる目的を見出した人は、高く飛び立っています。

しかし、そうではなかった人の中には東大を出て病んだ人や、超有名外資企業に勤務しているもののハードワークに疲れ切っている人がいるのもまた事実です。

それでは、実際に偏差値70オーバーの進学校に通った私と主人の6年間の様子とその後を書き記したいと思います。

書いてみて気づきましたが、こういう人結構多いと思いますよ?

偏差値70台の中高一貫校に通った私の場合「燃え尽き症候群」

第一志望の進学校に入学しましたが、特に理由もなくなんとなく受験しているので合格後の生活を全く思い描いていませんでした。

ただ、なんとなくもう勉強するのには疲れていたので部活に打ち込みました。

気の合う友達にも出会え、それなりに楽しく中学・高校生活を送っていましたが、その先には大学受験が待っていました。

当時、部活に打ち込み過ぎていた私は、成績が後ろから10番近くをウロチョロしている完全に落ちこぼれでした。

それでも周囲の優秀さに後押しされてなんとか希望の大学に入学することができました。

(周りが優秀だと、例えば切磋琢磨しながら当たり前に勉強する環境が整っていますので、そういう面では進学校は勉強はできるようになりやすいのは事実だと思います。)

ここで燃え尽き症候群です。

正直、私は子どものころから”専業主婦”になりたいと思っていた人間です。

そもそも大学までしか人生設計していなかったですし、何よりもう頑張る気力が残っていなかったんです。

大学の4年間はとにかく遊び惚けていました。

その先も運よく大手のメーカーに就職できましたが、そもそも働く意欲が育っていないので、ブラックな職場環境にすぐに心身ともに病みました。

よくある「燃え尽き症候群」ですね。

生きる目的を「学歴」に設定していた人はみな、その先長い自分の人生を大事にすることを学んでいないことが原因です。

偏差値70台の中高一貫校に通った旦那の場合「ひねくれ登校拒否」

旦那は私と違い若干天才肌なので、正直あまり共感できないのですがw

彼は私と同じく中高一貫の進学校に入学して、高校生からはほぼ学校に行かなくなりました。

ギリギリの出席日数でなんとか卒業したものの、中学・高校時代は本当に楽しくなかったと今でもよく言っています。

理由は「学校が京大に行けとうるさいから」というもの。

学生を進学実績の数字でしか捉えていない姿勢と、それに同調していた同級生に嫌気がさした典型例ですね。

その後、大学に進学後は私と一緒に遊び惚けていましたが、社会人になってからは生まれ変わったかのように会社を立ち上げ、現在に至っています。

燃え尽き症候群よりはマシかもしれませんが、それでも「じゃあ、あの学校に進学した意味ってなに?」という状況ですね(笑)

今の時代を生き抜くために本当に必要な力とは?

多分、ここまで読まれた方は薄々気づいていると思うんですけど、私達夫婦は変な奴らですw

子育てや教育方針に正解はもちろんないと思っています。

正直、私が発信しているこの中学受験の話もとても偏った内容です。

だからこそ、親自身が自分で考えることを諦めてはならないと思っています。

我が家はどうしたい?どうなりたい?

そんなことを考えながら、手探りで子育てしているのが現状の我が家です。

私たち夫婦は、今の不安定な時代を生き抜くために必要な力は「社会に依存せずに、自分の腕一本で飯が食える人間。」だと思っています。

だからこそ、その力が養える教育には惜しみなく力を注ぎたいと思っています。

でも、お金だって時間だって限られています。

だからこそ、優先順位をつけて子ども達に必要な教育を受けさせてやりたいと考えて子育てをしています。

我が家の「教育・子育て」について発信しているカテゴリー

子育て(子育ての悩み/小学校のこと/英語教育/海外留学/スマイルゼミ/プログラミング教育/知育玩具)

2020年9月追記(考え方に変化がありました!!)

我が家では中学受験は積極的にはしない主義でしたが、たったひとつの問題で一転、

現在は転校や中学受験も念頭に「この先の教育」について考えています。

私の記事を読んで「中学受験はしない!!」と決めつけてしまう方はまさかいないと思いますが、

やはりそれぞれの家庭で、現在おかれている教育環境に併せて柔軟に対応していくべきですね。

早急に主人と話し合った結果、現状ではこんな感じで対処しています。

以上、取り急ぎ直近の我が家の状況ご報告でした!