みなさん日々の育児、本当にお疲れ様です!
今日は私の5歳(年中さん)になる長男に関して、現在進行形で悩んでいることについて深く調べ、私なりの解決策を見出していこうと思います。
それはズバリ・・・
「我が子が幼稚園や保育園に行きたがらない」という悩みです。
本当は、悩みがあるなら幼稚園に乗り込んで、すぐにでもその悩み解決してやりたい!という過干渉な気持ちや
私が育て方を間違えて苦しい想いをさせてしまっているのかな?という自責の念など
親として苦しい気持ちでいっぱいなのですが、子どもの前では何でもないように振る舞えれるように
そして少しでも子どもの力になれるように、ここで沢山悩んで私なりの解決策・対応策を考えていきたいと思います。
登園拒否の前兆は少しずつ現れ始めました

それはある日突然始まりました。
「お腹痛い」を頻繁に言うようになったんです。
下痢も便秘もしていない。
食欲もあり、熱もない。
なのに毎日、事あるごとに「お腹が痛い」と口にするようになりました。
暫くは様子を見ていましたが、日に日に「お腹が痛い」の回数は増え、幼稚園でも先生に「お腹が痛い」と訴えるようになりました。
体調には問題がなかった為、疲れが出ているから『休みたい』のサインかなと思い、
なるべく自分でやらせていた幼稚園の準備・片付けをお休みさせてみたり、
早く寝かしつけてみたり、
身体に無理がないよう対応してみた結果、少し元気を取り戻したのですが
朝、目が覚めると愚図って『幼稚園休みたい』と言うようになってきました。
これはただ身体が疲れているだけではないと思い、子どもに「幼稚園で、何か嫌なことや不安なことがあるのかな?」と聞くと
重たい口を開いて「〇〇くんと△△くんが、毎日しつこく叩いていじめるの」と教えてくれました。
原因はいじめっこに叩かれてしまうということ
どうもやんちゃな男の子二人が、色々な子に対してちょっかいを出して叩いたりしているようです。
長男だけを標的にした悪質ないじめではないようですが、それでも親としては看過できないです。
ただしまずはここで親として『感情に任せて下手に動いて悪い方向にいってはならぬ』『過干渉になってはならぬ』と心を落ち着かせます。
よし!前向きに解決できる方法を見つけていこう!
解決策① まずは傷ついている子どもの心のケアを
毎日の園生活で辛く嫌なことがあるのに、幼稚園には毎日行かないといけない雰囲気。
連日『お腹が痛い』を連呼する息子に、私自身も疲れ果て『そんなに痛いなら病院に入院して検査してもらわないと』と脅すような言葉を言ってしまったこともありました。
一番の理解者であるべき私にまで心の叫びを理解してもらえず、その事実が子どもを四面楚歌な気持ちにさせ、さぞかしや心細かったと思います。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
まずは辛い気持ちを言葉にしてくれた息子に感謝して、しっかり抱きしめて『お母さんは○○の味方だよ』と伝えてあげるべきだと思いました。
そして『今後何かあったら、何でも言ってね。誰にも言わないからね。』と伝えることにしました。
子どもの心のケアがもちろん最重要ですよね。
これには賛否両論あると思いますが、本当に幼稚園に行きたがらなかったなら、我が家では『無理に連れて行かない』と決めました。
これは息子の性格上、頑張り過ぎるまじめなタイプなので、そんな彼がSOSを出して拒否をしているのだからよっぽどのことだと考えるからです。
心からの味方であれば子どもにとっての“戦場”になんて投げ入れることはできないはずです。
子どもも親の本気度を見極めようとして、困らせようとしている可能性もありますが、ここで子どもの気持ちを裏切ってはならない。私はそう考えています。
あくまで『私はあなたの味方』この考え方を言葉と態度で表してあげることが大切だと思っています。
解決策② いじめに対して『イヤ!』『ヤメろ!』が大声で言えるよう練習する

次に次回以降、叩かれたりした場合の対応方法を伝えたいと思っています。
息子の場合、叩かれたりすると驚き泣いてしまうことが多いようなのですが、ここで大きな声で『イヤ!』と対抗することの重要性を伝えました。
最初、息子は『恥ずかしいし、泣いちゃうかも』というので、『泣いてしまったっていいんだよ!お風呂で練習しよう!』と、何度も一緒に練習しています。
まだ直接言えていないようですが、これは根気強く教えていこうと思っています。
解決策③ それでもダメなら幼稚園に相談を
幼稚園の先生は日中、一番子どもの近くにいる大人です。
それに幼児教育のプロでもあると思うので『最近、幼稚園に行きたがらなくなってしまったのですが、何か対応方法はありますか?』
とあくまで相談ベースで聞いてみるのもありでしょう。
園とも協力体制が整えば注意深く子どものことを見てくれると思いますし、
登園を嫌がっている場合でも上手に園生活を促してくれることだと思います。
ただ幼稚園に相談するとなると『園にあまりうるさく言うとモンスターペアレント扱いされるかも。。』と不安になると思います。
いいじゃないですか!!!子どもが楽しく通えるようになるなら、モンペでも何にでもなってやりましょう!
くらいの気持ちで構えていましょう。
これは、私自身への叱咤激励&おまじないです(笑)
解決策④ 親が直接いじめっ子に注意する
よく『親は子どものトラブルに口を出すな』といいますが、これは小学生になってからの話だと思っています。
子どもは親のやる事をよく見ています。
親が毅然とした態度で『なぜそんなことをするの?痛いからやめてくれ。』
と言っているのを見れば、子どもは自分自身もNOと言えるようになりますし、
何より親に見守られていると子どもは心の底から安心すると思います。
親が注意することでいじめがエスカレートしないか心配になるかもしれませんが、
幼稚園生であれば、そこまで凶悪でない場合が殆どですので、自分の子どもを守る為に、時には鬼にならないといけないと思います。
解決策⑤ 最終手段。。極論!「やり返せ!」と教える
これは、皆さんの幼少期を思い出して頂ければと思うのですが、何度も口頭で注意しても、イヤだと心から叫んでも、意にも介さず悪さをする子どもは一定数いるものです。
そんな子どもに向かって、どんなに正論をかざしても無駄なことがあるんです。
これは極論ですが、子ども自身の心と身体を守る為に、時にはやり返すことも必要です。
我が家では口を酸っぱく『お友達に優しく』と教えています。
なので、自分から手を出すことはまずないです。
痛いことが大嫌いなので、叩かれるのも叩くのも嫌いです。
以前、主人が格闘技を習わせようとしたところ『痛いことはされるのもするのも嫌だから』とキッパリ断られていました。
だから性格上、実際にやり返すことはないと思います。
(別にあってもいいのですが。時にはね。)
ただここで重要なのは『理不尽に耐えることはない』ということを教えることだと思います。
悪いことを何もしていないのに、叩かれる。
そんな理不尽な思いをしている子どもに対して『耐えろ』とはとても言えません。
・暴力では根本的な解決にならないこと(言葉の大切さ)
・弱いものへの暴力は絶対にしてはならないこと
我が家では上記が分かったうえでの『やり返し』はありです!
と、今回の一件で育児の方針を方向転換しました。
最後に
我が家の長男に対する『いじめっこ問題』は現在進行形でお悩み中です。
今日も彼は健気にいじめっこと対峙してきたことでしょう。
(現在は解決策②の『イヤ!』と言えるようにを頑張って毎日実践中です。)
帰ってきたら、まず『お疲れ様!イヤって言えたかい?』と明るく聞いてみようと思います。
親としても、子どものことになるとつい思い悩みがちだと思います。
だって純粋無垢な我が子が、生まれて初めて世の中の不条理を突き付けられているんです。
辛いわけないですよね。。
けどこれからの彼の人生を考えると、自分の手元だけで、温室で育て続ける訳にはいかないんですよね!
私も、親として人間としてまだまだ未熟者です。
子どもにガミガミ怒りますし、イライラもします。
仏母とは程遠いし、子どもに対して間違った対応も取ると思います。
現に私が今日必死こいて出した5つの解決策も正解かは分かりません。
だけど『どんなことがあってもお母さんはあなたの味方!!!』この気持ちだけはきちんと伝わるようにこれからも子育てしていきたいと思います。
2020年1月追記(息子ももうすぐ小学生です)
その後の経過についてお話しする機会が遅くなってしまいましたが、現状息子に対するいじめはなくなっているようです。
それに併せて息子の登園拒否もなくなりました。
実はあの後、私が幼稚園に迎えに行った際に私の目の前でいじめっ子が息子に馬乗りになっている(息子は嫌がっている)ところを目撃したので、その場でそのいじめっ子をしばきました・・・(大人げなくてごめんね。。)
私もついカッとなって「なにしてるの!!(怒)」と怒鳴ってしまい反省しているのですが、そのことをきっかけに担任の先生にも相談し、
先生経由で匿名という形で「保護者の目の前でお友達に乱暴していた」という事実を相手の親御さんに伝えて頂きました。
別に謝罪して頂きたいわけではなく、もし逆の立場でわが子がお友達に乱暴しているとしたら親としてきちんと知りたいですし、知る義務もあると思ったからです。
併せて、息子には「あなた自身を大事にしてくれて、あなた自身も大事にしたいと思う子じゃなかったら無理に仲良くしなくていいよ」とはっきり伝えました。
親として少し出過ぎた真似だったかと反省もしたのですが、息子も私がしっかり守ってくれたことで安心もしたようで
それから以降は登園拒否がなくなり、間もなく相手のお友達からの暴力もなくなったようです。
今回のケースでは、親がしっかり介入することでいじめが深刻になる前に対処できた例になると思います。
ただし子供にもプライドがありますのでその子の特性やいじめの状況に応じて、親がしっかりと対処方法やその時期を見極めることも重要なのかもしれません。
・・・と親の責任のような内容でツラツラ書いてしまいましたが、しょせん親がしてやれることって少ないです。。
結局は、子供たち自身の成長を待つ。というスタンスも大事だったりしますよね。。
まずは日々、お友達にもまれて傷ついたり学んで帰ってくる息子を温かく包み込んでやれる家庭環境を整えることこそ、一番大事な親の役目なんだと、自分に言い聞かせています。
この春から、息子も1年生です。
心身ともに成長して、今では驚くほどたくましく成長しています。
子どもの成長に合わせて、親も強くならなくちゃ・・・!そんなことをいま考えています。