小学校のこと

【ショック】息子が公立小学校に入学して驚愕した「他害児」のはなし

加害児
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あくまで個人の見解です。ご自身の価値観にあわせてお読みください。

クラスに一人「他害児童」がいることに気づいた

我が家の息子は2020年に小学一年生として地元の公立小学校に入学しました。

世界的な社会状況から入学式もとりやめとなり、そのまま5月まで休校となったため例年とは違う小学校生活の始まりとなってしまいましたが、

息子が入学したのは、私が子どもの頃に通学していた小学校ということもあり、親が見知った環境で学べるということでなんとなく安心していました。

息子自身も(実は幼稚園は大嫌いで通園を渋ったりもしていたのですが)小学生になり「毎日楽しい!」と帰宅するのでとても嬉しく思っていました。

『ひとり乱暴な子がいる』という話は通学開始当初から話に出ていましたが、幼稚園にも乱暴な子はいたので私自身はあまり気にしていませんでした。

しかし、夏ごろに息子のクラスの異変に気付きました。。

息子と何気なくその日の学校の様子を聞くと、ふと、とんでもない話をし出したのです。

その内容を要約するとこんな感じ。

ある一人の児童が、複数の児童に無差別的に日常的に他害を繰り返していて、既に数人が病院に行く事態にもなった。(他害児童自身も他害中にけがをして受診にいたったこともある)

大人にも暴言や暴力を繰り返しており、担任も手を焼いている。

毎時間のようにその児童による授業妨害があり、実は授業はまともに進んでいない。

先生は都度厳しく怒っており(威嚇?のために他害児童の机を蹴ったり、教科書を床に叩きつけるなど)恐怖を感じる児童も出始めている。

・・・ひ・・・ひどい・・・

息子の話を聞く限りではその子は「乱暴な子」のラインを大きく超えているように感じました。

息子は1年生なので、なにが普通でなにが異常か(幼稚園にも乱暴な子はいましたしね)分からない状態だったこともあり、あまり危機感を抱いていなかったのか、私が絶句していてもそこまで気にしている様子はありませんでした。

(ショックを受けている子もいるようなので、息子にそういうショックはないのか・・・?今のところ大きな心の傷にはなっていないようで安心しつつ、もう少し早く教えてほしかった><)

振り返るととんでもない状況なのですが、そんなこんなで親である私がその意変に気づくのには少し時間がかかってしまいました。

学校でどんなことが起こっていたか

他害児による不特定多数の児童に対しての日常的な暴言・暴力がある

決まった子へのイジメとは違い、目の前にたまたまいた子でも他害児の虫の居所が悪ければ標的になってしまうようでした。

”目の前にいたから”や”自分にとって邪魔だったから”という理由で暴力があるようでした。

いたずら(と言っていいのか?)も多く、例えば、掲示板に刺してあった画鋲を集めてきて、通りかかった同じクラスの子に(上履きの上からではあったけど)踏ませたり、それを先生が見つけ叱ると走って逃げ、通りかかった子の背中に画鋲を放り投げるといったことがあったようでした。

「1年生でそんな酷いことができるの?」と衝撃でしたが、こういったことが日常的に繰り返され、大人に対しての暴言や暴力もあることから、担任をはじめ先生方も手が付けられない様子でした。

授業妨害がある

授業中も、自分の机に座っていることができずに教室内をウロツキ、トラブルを引き起こしていたようです。

担任も様々な工夫で対応したはずですが、授業が途中で止まり、担任が別室で他害児を叱っている間中ずっと、残った子供たちは放置というようなことが常態化していたようです。

担任の手におえていない

ほぼ毎日こういった状態だったようでしたが、担任の先生一人の力には限度があって(担任はベテランの先生で、限られた制約の中でなんとか状況を良くしようと奮闘されたんだとは思います)、「無理なものは無理」ということだったと思うので、だとしたら学校はもっと早く親にも周知して、対策を講じるべきでしたよね。

担任の先生も気の毒です。。

現在の社会的状況により親への情報共有は後手後手

今年は特別な年でもあり、親が子ども達の様子を知るための授業参観などは全て中止となり、親同士の関り合いもゼロななか、なかなか情報が親まで届きませんでした。

授業再開後、数か月はこの件に関して学校からは何も説明はなく、親たちの不安は募っていくばかりでした。

その間にも、ケガをする児童や精神的につらくなり学校に通えなくなる児童も複数出てきたことから、ようやく学校も本格的に対応していくことになりました。

学校はどうやって対処したか

学校の対応

ここまで問題が大きくなると、学校としても動かざる負えなくなったようです。

秋も深まって、ようやく本件に関しての説明がなされました。

  1. 保護者への説明(個人面談の実施)
  2. 教育委員会へのサポート要請強化
  3. サポートとして常時大人3人を目標に設置
  4. 休み時間や登下校もサポートが付き添い

まずは個人面談が実施され、各家庭ごとに説明が行われました。

問題を温めてしまっていた間にすでに暴力を受けてケガをされたり、学校に通えなくなってしまったお子さんもいたようで、恐らくこの怒り狂う親御さんへの説明が一番大変だったことと思います。。

ここまで事態が深刻になっていると、もはや親たちの理解を得るのはとても困難なことだとも思います。

私自身も、正直「対応が遅い!」と文句を言いたいところですが、大人の事情も理解できますのでグっとこらえ現状は学校に方針にお任せしています。

それにしても、常時大人が複数人いないとクラスがまともに機能しないなんて異常でしょ・・・と思わず心の声が漏れそうになります。。

他害児の登下校の付き添いで、時間外の対応を迫られている先生もいらっしゃると思うと、本当に気の毒です。

対応の遅い学校にイラ立ちはしましたが、とても責める気にはなれませんね。。

ただここまで大人が徹底して対応すれば、トラブルはほぼ回避できるようになったようです。

半年以上かかってようやくクラスとして機能しだしたというので、今年の他害児のクラスに当たってしまった人は本当に不運としか言いようがないです。。

他害児の親の対応

個人面談の際に、他害児の親御さんについてどういった方向性でおはなしされているか聞いてみました。

他害児自体も、周りに理解されず苦しんでいるはずなので親御さんもそこは受け止めて前向きに考えているとの話でしたが、

周りへの被害については「お詫びの意識はもしかしたら低く見えると思う(あくまで個人的な意見と前置きされていました)」と先生がおっしゃっていました。

いかんせん、親同士の交流が全くないので分かりかねますが、もしかしたら親御さんも何かしらの問題をかかえているのかもしれないですね。。

我が家の今後の対応について

ここまで読んでいただいた方に念のためお伝えしておくのですが、私は他害児をただの悪者にしたいわけではないです。

他害児にも学ぶ権利がある以上、そこを否定するわけにはいかないのが「公教育」なんだとも思っています。

そして周りに全く理解されない状況は、その子にとってもツラい状況だと思います。

この先の人生を歩みやすくするために、大人としてできることがあるのか・・・?と思い悩むこともあります。

今回のことで社会的マイノリティへの支援の薄さを実感しましたし、自分にできることはないか?という思いもわきました。

偽善とおっしゃる方もいるかもしれませんが、社会人として何かできないか?と現在は(少額ではありますが)認定NPO法人への寄付を行っています。

活動内容がある程度信用できる認定NPO法人に限定してはいますが、自分自身にできることは今後も続けていきたいと思っています。

ただし『自分の息子は安全』であることは絶対条件です。。

なので、息子にはできるだけその子に近づかないことは言い聞かせています。

本当は息子にこういうことは言わないで育てたかった・・・でも無差別で危害を加えられる現状では、上手な付き合い方(付き合わない方法)を考えるしかないですね。

併せて『発達障害』や『社会的マイノリティ』の方々が抱える問題についても一緒に考え、せめてこの経験が息子自身の社会勉強になるようにとつとめています。

※実は今回の寄付に関しても息子と相談して決めました。その行いが良いか悪いかはそれぞれの価値観次第と思いますが、社会の問題を真剣に考える経験はとても大切だと考えています。

そして今後は、このまま来年以降も大人が常時3人付き添う状態が続くのであれば同じクラスで過ごしていくことも仕方ありません(息子の安全が確保されるなら公立に通っている以上、仕方ないという意味です)が、

もしもその子へのフォローが手薄になっていくようなことがあれば、クラス替えの際には別のクラスを希望しますし、それが叶わない場合、息子の希望があれば転校も全くいといません。

そして、今までは全く考えてもいませんでしたが「中学受験」はやることになると思います。

今回の一件で「公教育」の危うさについては深く考えさせられました。

私は小学校まで公立で育ちましたが、ここまで大きなトラブルには合いませんでしたし、運の良し悪しかもしれませんが、今一度、息子の教育環境について考えなければと考えさせられるできごととなりました。

=2020年12月23日追記=

↑色々調べていくうちに、こういうプロジェクトもあるのか~と勉強になります。。

徒然な感じになってしまいましたが、変わろうとする力さえあれば未来は明るいですよね。これからの公教育へも期待していきたいと思います。