※景品表示法に基づく表記(2023年9月追記)
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親子留学日記

きっずあいであそん2023!子ども向け海外ビジネスコンテスト参加レポート

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こんにちは!海外親子留学情報ブログ「マジカマジカル」の津村ようこです。

今回は、Ideathon Cambodia2023に参加した息子達の様子を記録に残しておきたいと思います。

※画像や動画利用の許可を得て作成した記事です。転載は固くお断りいたします。

学生向けビジネスコンテスト「Ideathon Cambodia2023」に息子達と参加してきました

Ideathon(アイデアソン)とは、「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、決められた時間の中でグループごとにビジネスアイデアを出し合い、そのアイデアを磨き上げて発表し、結果を競うイベントのことです。

▼2023年のアイデアソンの様子



Ideathon CAMBODIA(アイデアソン カンボジア)は昨年からスタートしたばかりの学生向けの新しいビジネスコンテストで、主催はサーチテクノロジーをベースとしたWebサービス会社(株)マーズフラッグです。

今回、お友達ご家族でもあるマーズフラッグの武井代表に「IdeathonCambodia2023」の見学にお誘いいただき、マレーシアのクアラルンプールから飛行機に乗って参戦して来ました!

カンボジアへの移動日の様子

仲良しのお友達との旅行とあって、子ども達も大興奮!

金曜日に学校が終わった後に大急ぎで支度をして出発です。

プノンペン空港まで車でお迎えに来ていただいたので、快適にホテルまで到着することができました。(準備でお忙しい中、ありがとうございました!)

プノンペンの街並みは、古き良き東南アジアのどこか懐かしい雰囲気…

かと思えば、川沿いはおしゃれなリゾートと化していたり…

近年の目覚ましい経済発展も垣間見ることができます…!

なんて面白い街なんだプノンペン!

ホテルまでの道中、子ども達とワクワクしながら景色を眺めていました。

なんと!子ども達も起業家の皆さんの前でビジネスアイデアを発表することに

車中からプノンペンの街並みを眺めていると、ここで主催者の武井社長から一言。

「今回のビジネスコンテストでは、せっかくだから子ども達にも新たなビジネスを考えてもらおうと思うよ!ぜひ息子君たちも参加してね!」

『直前に決めて現場は混乱しないですか大丈夫ですか!?(恐縮すぎます)』と心配しつつ、主催者がおっしゃっているので、遠慮なく参加させていただくことに。

(株)マーズフラッグ武井様はもちろん、スポンサーや審査員、関係者の皆様のご厚意もあってここに「きっずあいであそん2023」発足です!

「社会的ペインを解決するための新しいビジネス」という観点から、車中で武井社長のレクチャーを聞いている内に、息子と私はワクワク!早速、ホテルに到着したらビジネス案を検討してみることに。

今回のIdeathonCambodia2023、新しい何かが起こりそうな予感がする!

特に長男にとってはかなり興味の湧く分野だったようで、早速ホテルでパパ(起業家)に相談していました。

「あんまり遅くならないようにね~」と言い残し、私と次男は早々にベッドに入りました。(母は薄情者でごめんなさい…笑)

きっずあいであそん1日目の様子

おはようございます。

今日は6時に起床なので、お部屋のバルコニーから朝日を拝むことができました。

今日も良いことありそう!

今回、日系のホテルに宿泊したので朝食には肉じゃがや焼き鮭など、子ども達が喜ぶ料理がたくさん並んでいて、海外暮らしの私たちにとって、それだけでテンションMaxです。

「プノンペンで納豆とお味噌汁が食べられるなんて~」と次男も喜んでおりました。

朝食を食べて会場へ急ぐと、そこにはすでにたくさんの学生さん達が集合していました。

とても緊張感のある空間だったので、子ども達も一瞬『大変なところに来てしまった…』という顔をしていました。笑

学生達のミーティングが始まると、会場の端っこで「きっずあいであそん2023」も静かに開幕しました。

それぞれが考えるペインと解決方法をビジネスレベルまで深掘りしていきます。

今回は優秀な現役エンジニアさんも多数いらっしゃっていて、息子が「こんなアプリを作りたい」と話すと、一緒に真剣に考えてくださいました。

低学年のメンバーも、それぞれ自分のアイデアを文字にしていきます。

子ども達のアイデアを全肯定で聞いてくださるお陰で、アイデアがどんどん出てきます。

途中ランチを挟みながら、子ども達のペースでのんびり進みます。

低学年の子ども達はあまり長くは集中力が続かないので、机に向かう時間はそこそこに工作を始めていました。

あちこちの大人から材料を集めてきて、何やら作っている二人。

真剣な表情で「ああでもない」「こうでもない」と話をしています。

「何作っているの??」

と聞いてみると、

「鳥を捕まえる機械!!!」

との驚くべき回答。どうやらまた違った視点でアイデアソンしていたようです。素晴らしい!

イメージ通りに鳥を捕まえられたかな…?

子ども達が考え出す全てのアイデアが尊く、可能性に満ちたものだなぁと再認識。

会場の外をウロウロしていると、協賛企業のブースの方からもたくさん声をかけていただき、ウクレレ教室のようなこともしてくださいました。

カンボジアの皆さん、とても親切で優しい方が多かったです。

ボランティアの皆さんも子ども達とたくさん遊んでいただき、ありがとうございました!

さて、午後になって武井社長がきっずあいであそんブースにも来てくださって、中間報告会が行われました。

それぞれのアイデアを全て肯定して、本気の起業家・投資家目線でのアドバイスもくださったことが長男のヤル気に火をつけたようです。

当初は紙に箇条書き程度で発表する予定だったのですが、長男は初パワーポイント作成にも挑戦することに!

「Canvaでパワポ作ると作りやすいよ」と教えていただき見様見真似で早速作ってみます。

どうもパワポ作成は息子の性に合っていたようで、熱中して作っていました。

後からイベントで何が一番楽しかった?と聞いたら「パワポ作ったこと!」と答えていたので、どうも長男はパワポ職人気質があるようです。笑

作ったビジネスアイデアは翌日のイベント2日目に発表することになっているので、みんなの発表を聞くのが今から楽しみ!

夕飯は、ホテルのレストランでいただきました。

プノンペンの夜景をバックにバーカウンターでビジネスアイデアを話し合って…いるのかな?笑

きっずあいであそん2日目の様子

おはようございます!イベント2日目です。

今朝も、会場で朝食をご用意くださっていたので子ども達もサンドイッチやフルーツをいただきました。

腹ごしらえをしたら、いよいよ「きっずあいであそん2023」の発表会です。

子ども達は一気に緊張モード。

世界中から集まったガチの起業家・投資家さんが子ども達のアイデアを真剣に聞いてくださっています。

こんな貴重な機会、二度とないかも…!

子ども達のアイデアはそれぞれ個性的で、大人の考えを凌駕したものでした。

例えば、次男は「僕は水泳が苦手なので、本をたくさん読んで毎日プールで練習します」というアイデアを発表していました。

一見『それはビジネスアイデアなのか!?』という内容にも、「本のビジネスが成功したら、横展開や海外展開もしやすいね」「自分でやり抜こうとする姿勢がよいね」「読書する習慣は本当に素晴らしい」「英語でレジュメを書いていてカッコイイ」とお褒めの言葉のオンパレード!

▼起業家の皆さんからはユーモアを交えてアドバイスもたくさんいただきました!

自分の息子ならば、ついつい未熟な部分を粗探ししてしまい「それではビジネスにならないのでは?」と声をかけてしまいそうなところ、皆さんがアイデアを全肯定してくださるので、次男もとても自信を持って自分の考えを伝えられているようでした。

最初こそ、たくさんの大人に囲まれてとっても緊張していたので、『果たして最後まで泣かずに発表できるのか..?』と心配になりましたが、最後までやり抜いた次男がとても誇らしく感じました。

「あなた達には可能性しかない」と言って頂き、大人に存在自体を認めてもらえる愛の大きさに、子ども達だけでなく私もとても感激しました。

きっずあいであそんを通して、息子達の自己肯定感が爆上がりしたことで、何ごとにも臆せず挑戦する姿が見られるようになりました。

なんと長男の発表を聞いた皆さんが、「英語で発表しただけでなく英語でパワポまで作ったなんて素晴らしい」「せっかくだから学生の前でも発表してみたら?」

と、息子の発表を学生達の前で壇上でもしてみたらどうかとご提案いただきました。

▼壇上での発表を待つ長男。緊張…(私がw)

急に決まったので、息子がやり抜けるか私は不安だったのですが、起業家の皆さんの前で発表した時に全肯定していただき自信を持った長男は、自ら「発表する!」と進んで前に出ていました。

正直、日本では控えめタイプの長男でしたので本当に驚くべき変化です。

緊張しつつも、人生初のプレゼンテーションがカンボジアのビジネスコンテスト!という何とも贅沢な体験をさせていただきました。

優しいカンボジアの学生さん達も、息子の発表に真剣に耳を傾け大きな拍手でその挑戦を讃えてくれました。

壇上を下りると多くの学生が息子とハイタッチをしてくれていて、息子にとって大きな成功体験になったようです。

自分に自信を持つきっかけになったようで、「実際に自分のアイデアを形にしたい!」「僕も(アイデアで発表した)アプリを作りたい」ととても前向きに捉えています。

イベント終了後は参加者全員で1枚パシャリ!学生さん達が子ども達を中心に呼んでくださり、ちゃっかり真ん中で写真に収まっていました。笑

一生懸命アイデアを考えた子ども達も、普段はやんちゃな普通の子たちです。

初めて会った子ども同士でもすぐに打ち解け、会場でもマイペースに遊んでいました。

『可能性しかない』子ども達に触れ、大人も心が熱くなる。そんな「きっずあいであそん2023」でした。

きっずあいであそん2023の感想まとめ

まずは、こんなに貴重な機会をいただいたことに心から感謝です!

たかが子どものアイデアと一括りにせず、そこから新たなビジネスの視点を発見しようという審査員の皆さんのアドバイスと心からのエールを胸に、また来年に向けて新たな1年を息子達と楽しみながら進みたいと感じました。

大きな愛で子ども達を認めてくださった関係者の皆様には改めて、心から御礼申し上げます。

余談ですが、主人は息子達のプノンペンでの頑張りに心打たれ「自分も子ども達に負けないように頑張る!!」と息巻いています。

家族の中でも切磋琢磨しながら、これからもマレーシアでの海外親子留学生活を楽しみたいと思います。