※景品表示法に基づく表記(2023年9月追記)
本サイトの記事には商品プロモーションを含む場合があります。
海外旅行

【検証】海外旅行のキャンセルはいつから?払い戻し手数料と返金額はどうなる?

この記事のURLとタイトルをコピーする

  

秋に子連れ3世代ハワイ旅行を計画している「ようこ」と申します。このサイトの管理人です。

今回は子連れ旅では特に避けては通れない「旅行のキャンセル」問題について、詳しく調べてみました。

キャンセルにならないのが一番だけど、もしもの時の為に事前に情報収集しておきたいな・・・
こんな方におススメの記事
  • 海外旅行キャンセルについての疑問を解消したい方
  • 海外旅行のキャンセルをしなければならなくなった方

大手旅行代理店(パッケージツアー)の場合

キャンセル料がかかる場合(自己都合)

個人的な理由(日取りが悪くなった・体調不良等)は基本的に全てキャンセル料の対象となります。H.I.Sの場合を調べてみました。

旅行契約の取消日※1取消料
31日前まで無料
特定日出発は旅行代金の10%※2
3日前まで旅行代金の20%
当日の旅行開始前まで旅行代金の50%
旅行開始後の解除
または無連絡不参加
旅行代金の100%

※1:取消日は旅行開始日の前日から起算してさかのぼります※2:特定日(4/27~5/6、7/20~8/31、12/20~1/7)に開始する旅行の場合

参考:【公式】H.I.Sホームページ

格安ツアーなどは特に、個別にキャンセルに関して厳しい設定がされていることがあります。予約をする前にはキャンセル料の設定を必ず確認するようにしましょう。

大手旅行代理店の各社海外旅行(ツアー)のキャンセルポリシーはこちら

キャンセル料がかからない場合

現地状況でのやむお得ない事情や、旅行代理店の責任でのキャンセルは「無料」です。

「現地状況でのやむお得ない事情」とは外務省から発信される渡航危険情報で「レベル2」以上になるとツアー催行の中止となる会社が多いです。

ただしあくまで外務省の危険情報の発信が目安です。

デモやテロが起こる可能性が高い!程度の情報ではキャンセルできませんので、旅行先の治安状況は旅行の予約前に必ずチェックしておきましょう。

自然災害や天候不良等もキャンセル料無料の対象となることはありますが、例えば台風で飛行機が遅延になった程度ではキャンセルできない場合も多々あります。ご自身で判断せずに必ず旅行代理店の指示に従いましょう。

そのため、事前に旅行代理店の緊急連絡先をメモしておくなど、当日に慌てないように事前に確認しておくことが大切ですね。

また「旅行代理店の責任」とは、チケットの発送が旅行に間に合わなかったなどの不測の事態を指しますが、大手の旅行会社であればよっぽどのことがなければ遭遇することのないパターンですね。

個人手配の場合

航空券

飛行機の画像

正規料金での直接(航空会社)購入の場合

正規料金での購入であれば、ほとんどの場合で手数料数百円(500円前後)を支払えば全額払い戻し可能な航空会社が多いです。

例えばJALの国際線の場合、1区間につき440円(2019年10月~)の払い戻し手数料で航空券の代金の全額が戻ってきます。

webサイトで完結したい場合は、搭乗日前日の23:59までにJALホームページ・モバイルサイトにて可能です。

航空会社ごとの各社キャンセル時ご案内はこちら

これが出発直前~出発後の申請になると払い戻し金額が少なくなる可能性がありますので、注意が必要です。キャンセルが決まったらできるだけ早く手続きを済ませましょう。

※受付対応可能時間はそれぞれの航空会社・窓口で違うので要確認

旅行代理店経由で購入の場合

旅行代理店経由での購入の場合は、窓口が全て旅行代理店経由となり色々ややこしくなります。

旅行代理店経由ならではの特典もありますが、可能な限り航空会社から直接購入の方がキャンセルや予約変更時には便利と言えるでしょう。

ただしH.I.Sで予約すると、事前の1,000円~の掛け金を払い込んでおくと自己都合でも10万円分~のキャッシュバックが受けられるという「キャンセル・サポート」という特典サービスに加入できます。

我が家は、今回このサポートに加入して一番金額の高くなる航空券のキャンセルが気軽にできるように工夫しました。

割引運賃で購入の場合

ちなみに非公式なやり方ですが、JALやANAの国際線では本来キャンセル不可の割引航空券でも、医師の診断書を提出すればもしかしたら負担費用なしで航空券のキャンセルが可能なのかもしれません!

子連れには朗報ですよね!詳しくは下記の記事で確認してみてください。

※キャンセルの可否を保証する内容ではありませんのでご注意ください。

ホテル

コンドミニアムの室内画像

ホテルは海外のExpediaやagodaといった予約サイトを利用した場合、キャンセル不可(予約確定直後からキャンセル料100%)な場合が多々あります。

その分、割安で予約することができますが、子連れ旅行であれば子どもの都合でキャンセルになることも十分考えられますので、必ず事前に規約を確認しておきましょう。

ちなみに日本国内であれば国土交通省が取り決めた下記ルールにのっとっているホテルが殆どです。

キャンセル費用

前日料金の20%
当日料金の80%
連絡なし料金の100%

上記を目安に、やはり前々日まで無料でキャンセル対応してくれるホテルで予約した方が得策だと思います。

今回、我が家は7泊9日と少し長めの滞在だったため、コンドミニアムを予約しました。

ワイキキのホテル群の夜景
ハワイでコンドミニアムに滞在するなら「アストンワイキキビーチタワー」がおすすめな理由13選!ハワイでコンドミニアムに滞在するなら「アストンワイキキビーチタワー」がおすすめな理由13選をまとめました。...

そちらは中・長期滞在者向けということもあり、宿泊日より45日以内のキャンセルは100%費用がかかってしまうという内容でした。我が家は納得の上で借りていますが、最後までドキドキが止まりませんので、キャンセルの可能性が高い方にはおススメできない方法ですね。

いづれにせよ、必ずキャンセル内容は確認しましょう!

レンタカー

今回はハワイ旅なので、レンタカーを予約しています。今回私が借りているのが「ホノルル・オートレンタル」です。

ホノルル・オートレンタルのキャンセル料

4日前の18時まで無料
2日前の18時まで$30
当日までレンタル料金1日分
無断キャンセルの場合レンタル料金全額

ハワイの他のレンタカー屋もほぼ同じ内容か、もしくは直前まではキャンセル無料!など、良心的なところが多いです。あまり心配しなくても良さそうですが、お目当てのレンタカー屋さんのキャンセルポリシーは必ず確認しましょう。

支払方法は現地払いの方がキャンセルしやすいようです。中にはクレジット払いの場合は手数料が掛かる場合があるようですので注意が必要です。

ハワイの主要レンタカー会社のキャンセルポリシーはこちら

  • ハーツ:なんと直前でも手数料無料でキャンセル可!(時期や車種によってキャンセル料かかる場合あり)
  • ダラー:借りる前であればキャンセル可?(1週間前までの連絡が望ましい)
  • アラモ:借りる3日前までは手数料無料でキャンセル可
  • ニッポンレンタカー:借りる7日前までは手数料無料でキャンセル可

※各レンタカー会社で規約が変更になる可能性もあるので、必ず最新情報をご確認ください。

※ダラーレンタカーは公式ホームページにキャンセル期間の記載なし。詳細は予約ページにてご確認ください。

オプショナルツアー

豪華客船の画像

オプショナルツアーは代理店経由よりも、公式ホームページ等で直接予約すべきです。

例えば、今回ホノルルで「スター・オブ・ホノルル」というクルージングを予約しているのですが、公式ホームページでの予約は24時間前までキャンセル無料なのに対してH.I.Sで予約すると催行日2日前より代金の100%徴収となってしまいます。

代理店経由だと手数料がありますのでもちろん料金設定も割高ですし、キャンセルポリシーも厳しいです。

ホームページが英語表記のみなど、少し難易度が高いかもしれませんが日本で翻訳機能などを使いながらご自身で予約されることをおススメします。

ハワイでクルーズ/スターオブホノルルのファイブスターに乗船!服装は?ハワイでクルーズ体験記。スターオブホノルルのファイブスターに乗船してきました。...

モバイルwifi

各社多少バラツキがありますが、4日以上前にはキャンセルをする必要がありそうですね。

旅行のキャンセルが決まったら早めにキャンセルをしましょう。

もしくはWi-Fiの予約は出発の前日でも受け付けているところがありますので、Wi-Fiは直前予約にしておくのも手かもしれません。

Wi-Fi大手各社のキャンセルポリシーはこちら

海外旅行保険

今回の海外旅行保険は私自身はクレジットカード付帯(エポスカードと楽天カード)で賄いますが、主人と子ども達の分はエイチ・エス損保(大手旅行代理店H.I.Sの保険会社)で加入をしました。

エイチ・エス損保では、例えば急に旅行自体が取りやめになった場合もその理由を問わず前日までマイページ内でキャンセルすることが可能です。

大抵どこの海外旅行保険でもそのように直前までキャンセルが可能な場合が多いですので、旅行自体がキャンセルになった場合は忘れずにキャンセルするようにしましょう。

キャンセルがあり得る(子連れ旅行など)場合のベストな予約方法まとめ

キャンセル視点でベストな予約方法
  • 航空券:航空会社から直接購入(できればANAかJAL)もしくは旅行代理店のキャンセル保証に加入
  • ホテル:2日前までキャンセル可能なホテルを予約
  • レンタカー:ギリギリまでレンタカーするか迷うならハーツがおすすめ
  • オプショナルツアー:代理店を通さず公式ホームページか電話で予約がベスト
  • モバイルWi-Fi:旅行直前(2日前)に予約するのが吉!※直前だと在庫なしの可能性もあるので注意
  • 海外旅行保険:直前までオンライン等でキャンセルOKな保険会社が多いので好きなところで加入!

上記が、キャンセルする可能性が十分あり得る方が海外旅行を予約する際のおすすめの方法です。もちろん、格安ツアーで旅行に行くのが最安値ですので、予算と比較して予約する必要がありますね。

「格安」は融通が効かない可能性が高いよ!メリット・デメリットをよく理解してから予約しよう!

今回の検証で、少し手間はかかりますがツアー予約より「個人予約」の方が融通が利くことがよく分かりました。

万が一、旅行自体をキャンセルせざる負えなかった時には航空券やホテルだけでなくその他の付帯するオプショナルツアーなどは勿論、Wi-Fiや海外旅行保険等の細かい予約事項も必ずキャンセルするようにしましょう!